東京在住ですが、仕事柄、年間で200日ほど地方に行きます…
PAGETITLE
★ 59歳 男性の場合東京在住ですが、仕事柄、年間で200日ほど地方に行きます。四季に関係なく、日本全国、北から南まで。一般人が立ち入れないような地域に行くこともあります。仕事なので観光気分というわけにはいきませんが、それでもやはり写真はどんどん増えてゆきます。
昔は使い捨てカメラで撮っていたので枚数に制限がありましたが、デジカメになってから、枚数に関してはほとんど制約がないといっても過言ではなく、パソコンの中は多種多様な写真で埋まってゆきました。
雲ひとつない太平洋から昇る朝日、海の中の生物の写真、二度とは上陸しないであろう一般人が立ち入れない島での写真、厳冬の本州最北端、大間崎で撮った吹雪の写真などなど、どれも二度と写すことができない貴重な写真であり大事なデータでもありました。
これらが、パソコンのハードディスクの崩壊とともに全て消えてなくなりました。
油断していました。
まさか、買って3年未満のハードディスクが壊れるとは思っていなかったので、まだ完全なバックアップ体制をとっていなかったのです。
そして、パソコンにはもう1つ重要なファイルが入っていました。
それは2年ほどの間に書いた3部ほどの小説でした。
小説新人賞に応募しようと思い書いていたものです。
3部を合計するとワードで約1200枚分ほどです。
これはフラッシュメモリーにもコピーして、月一くらいで上書きしていたのですが、ハードディスクが壊れる前日の夜中、なぜかふと、書いた小説の最新版を「フラッシュメモリーに上書きしとかないと」と思ったのです。
そのふとした気持ちのお陰で最終版をコピーしておくことができました。
次の日の朝にはもうパソコンは完全にアウトでしたから。
やはり大事なデータは外に出しておかないと痛い目をみるということを、我が身をもって体験しました。